梁山伯と祝英台(りょうざんぱくとしゅくえいだい)は、「梁山伯」と「祝英台」という二人の恋愛を語った民間説話で、中国の四大民間説話の一つとされている(他の三つは「白蛇伝」など)祝英台は遊学のために男装して家を出ます遊学先で梁山伯と出会い、二人は意気投合して義兄弟の契りを交わしている 三年間の勉強を終え、英台は帰郷しますが、この三年の間、山伯はついに英台が女だと気づく事はありませんでした英台は山伯と離れがたく、自分そっくりの妹(要するに自分)と結婚させたいから必ず訪ねてきてほしいと言います 後に山伯が英台の家を訪ね、そこではじめて英台が女だと知ります山伯はそっくりの妹と言うのは英台自身のことだと気づき、気心の知れたこの英台と結婚したいと思いましたが、実は山伯が訪れる直前、英台の親はすでに他の結婚相手を決めてしまっていました婚約相手は富豪の馬氏とても寒門出の山伯のかなう相手ではなく、二人は否応なくその仲を引き裂かれてしまいます山伯は傷心のあまり、病気になって死んでしまいます英台は、花嫁行列の途中で山伯のお墓参りをする事を条件に結婚に応じますが、行列が墓のそばに来ると、突然嵐が起こって前に進めなくなりました。
そこで英台がお墓の前に行くと、突然お墓のあたりに大きな裂け目が出来ました英台が躊躇することなくその裂け目に身を投げると、地面はぴったりと閉じ、嵐もぴたりとやんでしまったこうして二人は同じお墓の下に一緒に葬られる事になりました.墓が開き、その穴に身を投げると二匹の蝶が出てきてひらひらと飛んでいった。