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1、0 天井板落下関調査検討委員会 報告書（骨子案） 事故概要調査検討委員会検討 笹子基本諸元設計施工維持管理状況 基本諸元設計 施工 （本体、天井板） 維持管理 調査試験結果概要 事故区間観察 天頂部接着系設計 天頂部接着系製品使用説明書品質保証範囲 天頂部接着系施工出来形調査 天頂部接着系引抜試験 経年変化影響関調査 (1) 経年荷重作用関調査 (2) 長期耐久性（材料劣化）関調査（化学分析） (3) 接着剤内部状態関顕微鏡観察 天井板吊構造維持管理関調査 打音試験 他調査結果 落下推定及事故発生要因整理 落下推定 事故発生要因整理 （1） 設計係事項 （2） 材料製品係事項 （3） 施工事項
2、 （4） 点検方法点検実施体制事項 再発防止策 接着系天井板吊構造既設 常時引張力受接着系吊構造固定既設重量構造物 （、道路標識等）対応 今後接着系使用 道路構造物今後設計、施工、維持管理等方 設計方 施工方 点検維持管理方 資料 1 1 2 天井板落下関調査検討委員会 報告書（骨子案） 3 4 5 6 7 委員会実施調査、平成24年12月2日発生中央自動車道笹子（以下、8 笹子）天井板落下事故受、落下発生原因把握、同種事故再9 発防止策専門的見地検討目的行、事故責任所在10 明目的行。 11 12 本事故、道路構造物通常供用状態下落下、死亡者負傷者生13 、我国例見重大事故、再発防止策等検討
3、早急14 必要考。、委員会規約第条目的達成、委員会15 本事故関調査結果現時点再発防止策考方、下記16 報告。 17 18 19 事故概要調査検討委員会検討 20 ? 平成24年12月2日午前8時03分頃、笹子（上線）内82.6kp付近、換気21 設置天井板及隔壁板約140m渡落下事故発生。 22 ? 車両3台天井板下敷巻込、2台火災発生焼損。人23 的被害死者9人、負傷者2人。 24 ? 今回事故受、平成24年12月4日天井板落下事故関調査検討25 委員会（委員長：今田徹東京都立大学名誉教授）第1回委員会開催。以来、2回現地26 調査、5回委員会実施、落下発生原因把握再発防止策専門的見地27
4、 検討。 28 ? 、中央自動車道（下線）大月勝沼間、事故直後通行止29 、平成24年12月29日午後1時対面通行開始。中央自動車道（上線）一宮御坂30 大月間、事故直後通行止、平成25年2月8日午後4時上線31 通行止解除上下線各2車線通行復旧。 32 33 34 35 2 笹子基本諸元設計施工維持管理状況 1 基本諸元設計 2 ? 昭和51年本体完成、昭和52年天井板工事完成、同年供用開始。 3 ? 当該地域地質中生代白亜紀小仏層頁岩、砂岩、堆積層第三4 紀貫入花崗閃緑岩構成。 5 ? 換気方式、約4.4km延長横流換気方式採用。送排気断面活6 用天井板構造採用、設計速度、計画交通量等与条
5、件、煤煙透過率、車道内7 最大風速、終端風速等規定値満、寸法異L, M, S断面構8 造採用。 9 10 11 12 13 14 15 16 17 図1 18 19 ? 天井板CT鋼毎隔壁天井板等16本天頂部接着系20 （以下、天頂部接着系）両端受台支設計16本CT鋼軸21 線対非対称配置。 22 笹子用接着系、母材予穿孔孔樹脂硬化剤骨材23 接着剤装填孔内打設、母材間接着剤24 物理的固着。 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 図2 35 3 施 工（本体、天井板） 1 ? 覆工、圧縮空気天頂部流込施工方法採用打2 設。 3 ? 天井板隔壁板設置用接着系製品、昭和51
6、年元請現場代理人4 工事材料承認願提出、監督員承認。 5 ? 埋込長、特記仕様書、内径11倍以上（約152mm以上）規定。定着長、設計報6 告書、130mm設定。、埋込長、定着長定義確認。 7 ? 完成図、埋込状態図示、130mm旗揚。、130mm8 埋込長、削孔深記載。 9 ? 建設当時工事関係書類、延長約100m試験用接着系3本、10 計156本天頂部周辺別途設置、引抜試験実施、鋼材降伏相当引11 張力対抵抗引抜強度有確認。、別途、天頂部接着系12 54本同様確認実施。 13 ? 建設当時工事関係書類及事故後緊急点検観察結果、東京側L断面国14 道20号交差部及米沢川換気所下方区間偏荷重影
7、響受特殊15 区間位置、施工段階、本CT鋼当16本加4箇16 所、合計243箇所、直径24mm、長2550mm追加。 17 、一般、掘削岩盤切取施工際、岩盤壁面崩落防18 支保用鋼製。岩盤掘削孔中及注入挿入19 後、締行、岩盤一体化。 20 維持管理 21 ? 中日本高速、保全点検要領基構造物点検実施。 22 ? 保全点検要領、点検種別、方法、頻度等定。主要構造物健全性23 把握点検詳細点検。 24 ? 詳細点検用点検方法、近接目視打音等。、同要領25 、打音触診可能距離対象物接近目視、双眼鏡目視26 近接目視扱、点検構造物接近必要27 明確。 28 ? 詳細点検頻度、過去点検結果構造物状況、
8、環境条件、使用条件等勘案29 設定。標準的詳細点検頻度、510年1回一方、30 安全道路交通又第三者対支障恐箇所5年1回。 31 ? 安全道路交通又第三者対支障恐箇所以下例示。 32 33 本線交差箇所、鉄道交差箇所、一般道交差箇所、高架下占有箇所 34 第三者出入容易箇所、他片等構造物落下 35 、安全道路交通第三者対支障恐箇所 36 4 調査試験結果概要 1 調査検討委員会、事故原因把握幅広視点調査試験実施。 2 3 1 事故区間観察 4 ? 事故区間（天井板落下鋼本分（）、天井板隔壁板5 天井板吊天頂部接着系鋼落下。、一部天頂部接6 着系部破断抜等覆工留7 。 8 ? 事故区間天頂部接着
9、系孔位置覆工位置照合9 、孔跨横切一本。、位置、10 事故区間東京側1番目CT鋼内。 11 CT鋼1本16本、事故区間23本CT鋼構成、事故区間天頂部接着系12 368本見積。 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 図3 24 25 ? 隣合CT鋼境界部天井板重、事故区間東京側12番目26 13番目CT鋼境界部12番目下、11番目12番目境界部12番27 下。 28 ? 抜残天頂部接着系変形、抜落孔内傷状況及29 舗装落下痕観察結果、事故区間東京側1番12番CT鋼部13番30 23番CT鋼部間、変形向孔内傷向逆転。、31 舗装落下痕深長傾向変化。 32 ? 以上、観
10、察得範囲情報基、事故区間東京側11番目13番33 目CT鋼、起点、東京方向名古屋方向両34 方向落下広、落下時挙動可能性推定。 35 5 天頂部接着系設計 1 ? 当時資料残S断面天井板設計結果及日本道路公団設計要領第2 三集（昭和45年）基、同様方法、当時資料見L及M断3 面天井板設計再現。 4 ? 再現設計見積天頂部接着系引張力、L断面最大、S断面5 2倍程度。、天井板隔壁板大重量L断面最大、断面6 天井板隔壁板重量S断面重量2倍以上。 7 天井板隔壁板等重量、並、天井板対鉛直方向作用風荷重及作業員荷重8 組合見積天頂部接着系引張力、L断面12.2kN/本、M断面9 7.4kN/本、S断面6.6kN/本。 10 天井板隔壁板等自重見積天頂部接着系引張力、L断面9.3kN/本、11 M断面5.4kN/本、S断面4.3kN/本。 12 ?
