日本経済乗数効果

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1、 1日本経済乗数効果日本経済乗数効果 丹羽春喜（大阪学院大学） 1 国 GDP 勘定（支出面）数値三顕著特徴。第第 1 表表明、 1民間最終消費支出（C ） GDP（Y ）対比率 C / Y 、長期安定、 2 2 民間投資支出（民間資本形成）+ 一般政府支出 + 純輸出 （ I*）対 Y 倍率 Y / I* 同様安定一定値推移（場合一般政府支出、中央政府地方自治体加一般政府政府最終消費支出額公的資本形成額） 、 3 3 在庫変動額対 GDP 比率僅少（年次数値場合）（意図在庫変動額、微少）見程度、三点。本稿、平成 1 2年版国民経済計算年報平成 1 0年度公式推計用、実際、平成 1 2年度計数

2、内閣府経済社会総合研究所推計公表 6 8 勘定諸数値前提論述行、勘定体系 9 3 変更平成 1 3年版同年報依拠、 同様分析結果得。 時系列的特徴1 1 ( ( C+C）/（Y+Y）) （C/Y ） 、 （C/ Y） (C / Y ) 、国、近似的、平均消費性向限界消費性向一致考。特性、 自生的民間最終消費支出示、C Y 全面的決定意味。筆者（丹羽）、以下、計量的消費関数推計行、 推計関数、 裏書。 下記最小二乗推定計測値、国 19702000 年度観察期間（国民経済計算年報平成 1 2年版、p.4 1 、 季刊 国民経済計算N o . 1 2 4 、平成 1 2年度第 2号、p.7 8 、内

3、閣府6 8 S N A 推計値、平成1 3年夏視読）、毎年度実質 GDP 額（Y）説明変数（他、若干変数用） 、同毎年度実質民間最終消費支出額（C）被説明変数簡明形消費関数推定結果 （YC数値単位1990年価格評価兆円）。 2消費関数推定結果（19702000 年度） 切片（定数項）持型関数 C 1.2778 + 0.5843Y + 2.8783D1 - 3.8623D2 + 5.3718D3 (0.579) (82.804) (3.351) (-2.889) (5.359) R = 0.9996 R2 0.9993 R2(自由度修正) = 0.9991 推定値標準誤差 1.6997 DW =

4、 1.646 D1 原油価格高騰期（ 1 9 7 3 8 0年度 1 . 0 、他年度 0 ） 2 消費税（ 1 9 8 9 2 0 0 0年度 1 . 0 、他年度 0 ） 3 所得税減税（ 1 9 9 4 9 6 、9 8 2 0 0 0年度 1 . 0 、他年度 0 ） 切片持型関数 C 0.5882Y + 3.1377D1 4 . 3 6 8 9 D2 + 5.2567D3 (363.031) (4.333) (-4.374) (5.417) R = 0.9996 R2 0.9992 R2(自由度修正) = 0.9621 推定値標準誤差 1.6787 DW = 1.707 変数上記同。

5、 消費関数非常良好、DW 比率（比率）悪。、 切片持型関数場合、定数項値、関数化場合切片値微小（90年代末GDP対比率0.25）、 t 値小。、消費関数、定数項（切片）誤差範囲内値見。、現実政策論、推計結果示切片持型消費関数依拠政策策定行、妥当。切片持型消費関数推定結果、良好示。言、消費関数切片自生的民間最終消3費支出、限界消費性向平均消費性向近似的一致意味。、上掲第第 1 表表概括的得観察結果1 1 依拠上記論述同様含意命題、 計量的実証的裏付。 、言、限界消費性向平均消費性向長期一致、変動所得平均消費性向妥当意味、消費関恒常所得仮説、国経済社会妥当含意。、上掲消費関数推定結果、消費税（D2

6、）所得税減税（D3）明確有意大絶対値持回帰係数算定、将来所得人合理的期待（現在時点）減税増税消費及効果微弱新古典派的中立命題仮説、現実妥当示。注1 、上掲長期時系列推計消費関数、特定一時点消費関数整合性有無関問題点含、第 3 節論。 、日本経済、今大幅落込、困窮状態極度激化、国民多、貯金使食、 4 5度線形消費関数図示場合、消費関数線左下部分左方湾曲、4 5度線突抜軸達、切片、 貯金使食！含意持自生的民間最終消費支出額、対比 2 0 3 0大額現、 日本経済、明瞭現困窮化。 2. 国勘定見顕著特徴上記3 3 、国 GDP 勘定統計諸数値、事後値、均衡状態近似状態数値示、 事後値 事前値 解釈意

7、味。 、近年国経済、均衡条件近似的満4状態、 事前的意図民間投資額（誘発投資含） 事後的（意図在庫変動額含）現実民間投資額 。、上述自生的民間最終消費支出額、外考、結局、 意図民間投資支出 + 一般政府支出 + 純輸出自生的有効需要（最終需要）支出想定。、上記3 3 状況下、 （ 事後的現実民間投資支出 一般政府支出 純輸出 ） ( 事前的意図民間投資支出 一般政府支出 純輸出 ） 自生的有効需要（最終需要）支出 考（、簡単化、政府財政収入税収仮定示） 。注 2 、意図民間投資支出 + 一般政府支出 + 純輸出自生的有効需要（最終需要）支出定義妥当考、 I 示、上記事後的現実民間投資支出 +

8、政府支出 + 純輸出 I*示、周知、均衡、 I* I Y （ 貯蓄性向 + 税率 ） 。、言、 （ 貯蓄性向 + 税率 ）（ 1 - 消費性向 ） 、消費性向c示、 Y I 1 /（ 1 - c ） （ Y / I ）（ 1 /（ 1- c ） ） 。、 （ Y / I ）（ Y / I* ）比率、国、上記勘定特徴2 2 、一定値推移、 （ Y I ）（ （ Y Y ）（ I I ） ） Y I 。 、 Y 消費性向限界消費性向c* 示、 I I ( 1- c） Y ( 1- c*） Y 形均衡条件近似的満、上記 （ Y I ）（ Y I ） 以上、 （ 1- c ） （ 1 - c* ） 。

9、、上記述、近年日本経済、平均消費性向c限界消費性向c* 、意味近似的等5（ 以下、 平均消費性向 限界消費性向 現実的条件満思場合、 c* 記号使、平均消費性向限界消費性向場合、 消費性向、c 記号示） 。 、 （ Y / I ） （Y / I*）乗数値 考。 近年国、値実質値（1990年価格評価） 2.4 2.5 前後、名目値 2.5 2.6 前後、安定的（第第1表表（8）欄：安定性第第3表表明白読取） 。乗数値、計量的GDP 決定関数推計場合、明確観測。 下記最小二乗推定計測値、上掲消費関数同、国19702000 年度観察期間（典拠資料消費関数場合同）、毎年度実質自生的有効需要（最終需要）額 （I）、民間投資支出、純輸出、政府支出合計額説明変数（I* I 想定、他、消費関数場合同変数用） 、同毎年度実質 GDP 額（Y）被説明変数GDP 決定関数推定結果（YI数値単位、同1990年価格評価兆円）。 GDP 決定関数推定結果（1970 2000 年度） 切片（定数項）持型関数 Y 5.3438 + 2.3872I +